夜が長くなっています、いわゆる秋の夜長・・・とはいっても実際には時間が長くなったのではなく、日が暮れるのと昇るのが遅くなっただけなんですけどね。
でも気分は夜長です笑。
そんな昨夕のクリニックから空を見ると。⬇︎
ちょうど良い感じの夕暮れでした。
今日も大切な1日だったと。
さて、昔はウイスキーといえばトリスという時代もありました?。
今では日本産のウイスキーが世界的にも注目されていますが、誰でもどこでも流行りの高級ウイスキーが飲めるわけではありませんし、楽しい時間が過ごせない訳でもありません笑。
と言いながらも、実はそこまでトリスを飲んだ記憶があるわけではないんですが笑。
そもそもあまりウイスキーは日頃飲みません、旅先でとてもリラックスした時間に頂くのが最近の常です。
さてトリスウイスキーは僕が生まれる前の世代が若かった時代に大ヒットしたと聞いています。
CMでもよくみていた記憶があり、そんな記憶が懐かしく初めて一本買ってみました。⬇︎
やはり購入に至った1番の理由はこのおじさんに惹かれたからかもです。
ミニボトルですが、最近流行りのハイボールを一杯作るには適量かと。
しかし、何故にこれほど身近に感じ、懐かしさを感じるのか?。
よく考えたらやはりこのおじさんキャラクターが際たる所以かなと。⬇︎
赤いジャケットをお召しの紳士が、その名も『アンクルトリス=トリスおじさん』です。
美味しいお酒をサーブしてくれそうです。
せっかくなので、歴史を見てみましょう。⬇︎
1964年(昭和21年)に誕生です。
この頃東京では、『アメ横』や『秋葉原電気街』が生まれたようです。
また極東国際軍事裁判(東京裁判)も開廷しています・・・戦後です。
そんな混迷でもあり復興機運が高まった時代に、安くて美味しいと評判になり、誕生から数年後には大ヒットし全国各地に・。⬇︎
1950年=昭和25年。
当時の話題はこちら、1000円札発行(聖徳太子の肖像)、『金閣寺』放火で全焼・・・実はこの頃に『お好み焼き』もヒットしたと。
そんな時代に誕生し、その後も全国に続々と広がり、なんでも1960年代には全国に2000軒!!ものトリスバーがあったと。
すごい勢いです。
その後は次第に・・・、でもいまだに残っている『トリスバー』もあるとか。
では、どのようにヒットしていったのか?。
「トリスバー」の生みの親は、サントリーの2代目社長(当時の社名は「寿屋」)を務めた佐治敬三氏です。
名前がおめでたい屋号ですから大ヒット間違いなしです?笑。
そして販促企画第一弾がこちら。⬇︎
1956年=昭和31年:『洋酒天国』発刊。
この年に、石原裕次郎さんが日活映画『太陽の季節』でデビューされ、当時の流行語は『もはや戦後ではない』に。
そしてこちらの雑誌は、書店で流通していたわけではなく『トリスバー』の店内で読むことができたようです。
この雑誌を読みたいならどうぞお店へ・・・それは行くでしょうね。
そして今のヒットへと繋がる販促企画の決め手ともなった第二弾が登場。⬇︎
1958年に赤いジャケットの『アンクルトリス』さんが生まれました。
この時代は『長島茂雄』さんが四連続三振で公式戦デビュー、サンシー殖産(現・日清食品)が『チキンラーメン』を発売、そして『月光仮面』がブラウン管に。
などなど、昭和時代の方には懐かしいですね。
それからも様々な変遷を経て。⬇︎
2010年のハイボール人気が再燃したことを大きな契機として、再び若者の間でも大ヒット。
そして2022年、あのアンクルトリスを最前に表してボトル、缶がリニューアルされました。⬇︎
そんなアンクルトリスが懐かしくて、格別のハイボールを一杯?楽しむために今回購入した次第です。
そんなとっておきの一杯を作るために現在冷凍庫で保存中です・・・。
この保存方法は当院スタッフ及び患者さんに教えて貰いました。
ドロッとシュワシュワの絶品ハイボール、もしくはカチカチの氷ロックで頂きたいと思っています。
小さな喜びを思うことこそが日々の糧かなと笑。
それでは今日もまた週末へ向かっていつものようにですね。
追記1:
天神にも以前トリスバーが2店舗ほど残っていたと記憶していますが・・・まだあるんでしょうか?。
追記2:
研修医時代によく行っていた『ジガーバー』も確かサントリーだったような・・・記憶が・・。
何度行ったか分からない程の爆笑の?思い出。
何度も訪れていたのに、つい最近知りました。
ジガーとはウイスキーを飲むときの基本量シングルとダブルの中間の意味合いだと。
すなわち、シングルは1オンス(約30ml)、ダブルは2オンス(約60ml)、なのでジガーは通常1.5オンス(約45ml)の量だと・・・、まさしく適量笑。
それも知らずにジガーバーへ行っていたとは・・・苦笑。
いいんです、僕はお酒のうんちくが好きなのではなく、お酒そのものとその場の楽しい雰囲気が好きなんで笑。