本日、本年最後の朝刊(某西○○新聞)の一面にとてもとても嬉しい記事が載っていました。
11月にこの出来事が報道された時は、以降の連日の報道も合わせて何とも複雑な気持ちが続いていました。
起きてはいけないことが起きたことは誰の目にも明らかで、しかし誰かに悪意があったことがないのも明らかで、しかし、ともすれば報道が、誰かの、何かの責任探しに終始しているようで・・・・・・・。
何ともやるせない気持ちになっていました。
しかし、すべてを払拭してくれるような報道に本当にありがとう!!です。
ことは南区の認可保育所で起きました。
その際、市の救急隊に一報が入ると同時に、救急隊の的確な予測判断で、すぐに福岡大学病院救急救命センターにも一報を入れられたようです。
福大病院救急救命センターは、医師、看護師を同乗したドクターカーで5分弱で現場に到着。
先着していた市の救急隊の懸命の心肺蘇生と同時並行で、まるで病院での処置のような対応を施せたとのことです。
現場の大混乱の中、まさしく冷静な判断が強いられ、緊張感のある忍耐力がいる対応だったと思います。
どんなに頑張ってもかなわないことがあるのも医療の現場の現実です。
数日後に小さく、男児の意識は回復したとは記載がありました。
意識が回復したことだけでもすごいことですが・・・・・・・その後の報道はありませんでした。
心肺停止と報道されていた1歳の男児が現時点では特に後遺症もなく元気に、今日、退院!!できたとのことです。
本当にすべてがうまく連鎖し、現場の対応をされたすべての方々の懸命の努力の賜物ではと思います。
男児の御家族のお気持ちはもちろんのこと、保育所の関係者の皆様のお気持ちは察するに余りあるものだったと思います。
福岡大学病院のお膝元での開院をしている当院も、福岡大学病院連携センターの方々のご尽力で、いつもすぐに紹介患者様を受け入れて頂き、常日頃から感謝の念が堪えません。
誠に勝手ではありますが、今年のあっぱれ大賞は 『福岡大学病院(救急救命センター)』 で間違い無いと思いました。
毎日、病院横の城南学園通りを通りながら通勤していますが、朝早く夜遅くも病棟の電気はついています。
救急車の出入りを見る日も日常です。
毎日が大変な日々だと思います。
お疲れ様です。
同業者としてこんなに誇らしい記事はありませんでした。
(誇らしく自慢したいから書いたんではありませんから)
ありがとうございます、そしてお疲れ様でした。
追記:
年内はブログはお休みのつもりでしたが、書かないでいられませんでした。
急いで書いてますので乱文になっているかと思いますが御容赦ください笑。
今日初めての(笑)です。
本文に(笑)を入れなかったのは初めてです。
それくらい嬉しくて急いで、少し真面目に書きました。
なので追記では我に帰り、(笑)の連発です。
ではみなさまよいお年を!!。
男児も御家族も、そして保育所のみなさまも、関係者のみなさますべての方々も。
そして僕も(笑)。